私は美しい日本を選んで生まれてきました。それなのに本当の日本の姿について知らなさ過ぎました。日本人としてのアイデンティティが欠落していたのです。歳を重ねるほどに心の底から日本という国の真実の姿が知りたいと思うようになったのです。
多くの情報がありすぎて、何が真実なのかを追求することはとても困難です。世間は真実の隣に洩れなく嘘の情報を用意しています。そんな情報洪水の中で私は溺れそうでした。そんな私に突如自分の神ナビを信じればいいのよと閃いたのです。
私は古代日本について正確に書かれている本はないと思っていたのです。でも木内鶴彦氏という人物に出会い、木内氏の講演会に何度も参加し、近畿地方(大阪・奈良・伊勢)などにグループの皆で木内氏と共に旅行に出かけました。その度にオフレコでお話を聞きました。
木内氏は何冊も本を書かれています。その木内氏の書かれた本の中で、『記紀以前の資料による古代日本正史』について紹介されていました。その本を読んで私は木内氏の前世は間違いなく素佐之男だと確信を持ったのです。オフレコで伺ったお話と同じ内容が書かれていました。それは当事者でないと知り得ない事実なのです。
この本の作者は神社の創建が記紀以前の神社の資料を調べまくり(古事記日本書紀は嘘が書かれているから)書いておられます。本を読んで私の長年の疑問が氷解しました。私はなぜ諏訪地方だけ治外法権だったのか。なぜ全国に神社があるのか。なぜ神社に祀られている神は同じ存在なのに多くの名前があるのか。いったい天照大御神とは誰なのか。
なぜわざわざ混乱させるような神話をくっ付けて、正しい歴史を歪めてしまったのか。これでは本来の日本人のチカラ〈血から)が発揮されないわけです。日本という国の始まりから封印されてしまっていたんですね。木内氏がなぜ3度もあの世を彷徨い再び蘇って来られたのか。今の日本や地球の未来を心配し何とかして救いたいという強い想いがあってのことだと私は信じています。
正しくない間違った古代日本史を信じ込まされてきたため、覆すことはきっと不可能な事なのでしょう。でも真実を知った人は自分とはこういう存在だったんだという事を受け入れさえすれば、掛けられた封印を解くことが可能だと思います。
嘘を誠と教えられて育ってきた人(私自身も)は精神的に依り代がなく、精神的に落ち着かないで精神が病んでしまうのでしょう。私の最も仲の良かった親友は、純粋ゆえに精神が病んでしまいました。その親友に真実を突き止めてと頼まれていたのです。