第73世竹内宿禰である竹内睦奏氏が書かれた【古事記の宇宙】についてブログに書きました。
今度は竹内氏が書いた【正統 竹内文書の謎】も読んでみました。この本には竹内氏の神秘体験についてなどが書かれています。
『夢の中に天照大御神らしき女性が現われ、私に水晶の玉のようなものを渡して飲むようにすすめたのだ。ビー玉くらいの大きさなので、のどにつまりそうで嫌だったが飲んだ。体の全体に液状になったそれが広がっていくような感じだ。あげだすときりがないほど神秘体験が私に起こったのである』
そして興味深い事も書かれていました。『天武天皇が奇門遁甲の術を使った。天武天皇は675年に占星台という天文台を造営している。星の運行を見て将来を占う目的で作られた。彼はそれまでの大王=オオキミの称号を天皇に変えた。日本は和(倭)の国であり、大和(邪馬台)の国である。』
『顕幽一如といって顕界と幽界は合わせ鏡のようなものになっている。幽界に起こったことは、必ず顕界にも起こるといわれている』
『大陸移動説によって世界の大陸がもとは一つだったことはよく知られている。しかし世界の各民族がすべて同じ祖先をもつという事は、民族主義の関係なのか認めない事が意外と多い』
『白人の先祖と黒人の先祖がまったく別だと考えるよりは、それぞれの人種が居住した土地の風土や気候によって異なった容姿を持つようになったと考えるほうがより自然だろう。』➡私もこの考え方に共感します。
『異なる宗教の神話や神も、よくよく調べればもとは同じであるといえるようなものが意外に多い。それらを整理して原形の神話を浮かび上がらせることが可能ならば、宗教戦争も減っていくに違いない。これができるのは神道だけなのではないかと思う』
私は竹内氏の本を読み、宗教の大本である古神道が世界を救う手掛かりになると思いました。