紅葉が美しい季節になりました。
紅葉を鑑賞することを『紅葉狩り』とも言いますね。その『紅葉狩り』の語源とも言われているお話があるのです。
私は以前戸隠神社奥宮へ行きました。
その途中に鬼無里村(きなさむら)がありました。その不思議な名前の村には紅葉伝説が残されていたのです。【鬼無里での紅葉伝説は他と違い、紅葉が村人に施した事が伝えられている。以下ウィキペディア鬼無里村から引用一般には主人公の「紅葉」は妖術を操り、討伐される「鬼女」であるが、鬼無里における伝承では医薬、手芸、文芸に秀で、村民に恵みを与える「貴女」として描かれる。】
鬼無里村での紅葉は、一般に知られている鬼女ではなく村民に恵みを与える貴女として描かれているようです。なので鬼のいない村? と付いたのでしょうか。
ついでだったので、紅葉伝説の紅葉に逢いたいと思いました。真っ白なそばの花がいっぱい咲いている時期でした。
何とか紅葉の墓と書かれた石塔を見つけたのです。まさか紅葉のお墓を見つけれるなんて。その近くに紅葉が隠れ住んでいたらしい、岩屋がありました。その時私には紅葉の優しく、賢い素敵な女性のイメージがやってきたのです。
紅葉はひょっとしたら実在の人物で、とても物知りな素晴らしい女性だったのではないでしょうか。今となっては何ともしがたい事なのですが。