naranoasuka’s blog

総ての世界に通じる道理に関して追求するブログです

【魂に重さはあるの?】

 私には物心ついた頃から、我が家にはタロウと言うスピッツの雑種の犬がいました。タロウは運の強い犬でした。捨てられて保健所がタロウを連れて行こうとしていた時、幼稚園児の私の兄はタロウを見てどうしても飼いたいと母に頼んだそうです。

 

 

 その真っ白なスピッツはタロウと名付けられました。何処に行くにも私達家族と一緒です。信州の両親の実家に帰省するときも、タロウは車に乗って私たち家族と同行します。とても利口な犬でした。どんなに時間がかかってもトイレを我慢していました。私はよくタロウを散歩に連れて行きタロウと競争しながら走っていたのです。

 

 

 当時私は運動会の徒競走は常に一番でした。走るのが速かったのは、タロウに鍛えてもらったからです。今みたいに住宅はなく、見渡す限り殆ど原っぱなので犬を放し飼いにしても大丈夫な環境でした。

 

 

 そんな幸せな日々はいつまでも続きませんでした。ある時タロウが動かなくなったのです。私はタロウの死期を感じました。タロウには本当にお世話になったんです。鍵っ子だった私が、寂しさを感じなかったのはいつも隣にタロウがいてくれたお陰なのです。タロウの最期は私が看取ると決めていました。

 

 

 いよいよタロウの呼吸がおかしくなりました。私はタロウを両腕に抱えたのです。せめて最期は私の腕の中で安らかに逝ってもらおうと。呼吸回数が減りタロウの呼吸が止まった瞬間でした。私の腕の中のタロウの重みが瞬間フッと軽くなったのです。

 

 

 私はその瞬間タロウの魂が肉体から抜け出たなと感じました。やはり魂は存在するのだと確信したのです。私が中学二年の時でした。タロウは再び犬に生まれ変わっているのかな。ひょっとしたら私の身近に居てくれるのかもしれない。縁があるならタロウ、あなたに逢いたい。

 

 

 追記です。過去に人間の魂の重さを計測された人がいたんですね。ダンカン・マクドゥーガル - Wikipedia