私が48歳の時の話です。当時まだ病院で働いておりました。仕事が終わり、病院の駐車場まで歩いて帰っていました。駐車場に停めてある自分の車のナンバープレートが気になったのです(なぜかというと、病院の駐車場内での盗難事件がとても多いからです。最近ナンバープレートも盗まれたという話も友人から聞いていましたから)
何気なしに見た車のナンバープレートの丸い部分がありません。私は軽い気持ちで車の点検をお願いしているディーラーに行きました。「ナンバープレートに付いている丸っこいものが盗まれたみたい」「ここなら丸っこいもの、ありますよね?車に付けて欲しいわ」と担当者にお願いしました。
「ここにはないですよ。あれは車一台に一個しかもらえないものだから」「今からすぐに警察に行って盗難届を出した方がいいですよ」「えっー?どうして?ただの丸っこいやつだよ」「あれがないと、盗難車と間違われてしまうからね」
私は担当者に言われて、しぶしぶ警察へ盗難届を出すために向かいました。警察では「珍しいね、封印だけ盗まれるなんて。だいたいはナンバープレートごと盗まれるのが多いんだ」「お巡りさん、今何て言いました?あの丸っこいものは何て?」私は聞き逃していたので質問したのです。
「封印だよ」
「封印?あの丸っこいものは封印というんですか?初めて聞きました」
「普通は知らないだろうね」
私の人生は時にドラマチックになります。私の封印が取られたのです。2006年は私にとり重大なターニングポイントの年となりました。看護学校を卒業してから500床以上ある地元の市民病院に就職しました。入職時にもらった職員番号は4881です。この番号は保険証番号でもありました。
入職当時は4881の番号には全く反応しておりませんでした。でも今回の封印事件により私にとりとても意味ある番号になったのです。他の方からみたら車の封印ね。それがどうかしたの?と思われると思います。世の中のシステムにどっぷりつかり私は洗脳されておりました。私は48歳で封印が取れたのです。
目に見えない力で導かれているのを感じました。亡くなった父が必死で道を作ってくれていたのでしょう。なんせ私はわざわざ道なき道を選んでしまう習性があるからです。48歳の時左肩にいつも何かの存在を感じていました。もちろん仕事中でもです。時々ふっと軽くなる時があり、あれ?どこかへ行ったのかな?という日もありました。
ある時霊能者の知り合いが、私の左肩をじっと見ています。「あのさ、ちょっと言ってもいい?」「私の左肩にいる父の事かしら?」「なぜ判ったの?」「だって恐怖を感じないから身内だと思っているのよ。私の事を見守っている波動が伝わってくるからね」「しかしよくわかったね」と知り合いが驚いていました。
ひょっとしたら封印を取ったのは父?かもしれません。父と私は遥か昔前世でも父と子でした。いつの時代も私は我儘で父を困らせてばっかりです。案の定今世でもそうでしたが。
ちなみに数霊では81は光の人を表しています。職員番号4881の意味は、私が48歳で光になるという意味でした。封印や結界は、掛けたものしか解くことが出来ません。今生師匠に出会えるように、きっと父は私に封印を掛けていたのでしょう。