私がまだ20歳ぐらいの時でした。
「君って、大酒のみじゃない?」といきなりDrに言われたのです。たまたま、風邪を引いてしまい、病院を受診した時の事でした。「私は、お酒はまったく飲みませんよ! どうしてそんなこと言うんですか?」と私。
「肝臓の数値が高いからね。でも飲まないのならもともと肝臓が弱いのかもしれないね」とDr。
「例えば、多量のアルコールを、ドイツ人が飲む場合と、日本人が飲む場合では、すごい違いがあるからね。ドイツ人は、昔からアルコールを多量に飲んでいるでしょ、だからドイツ人の肝臓は、アルコールの分解酵素が出て、酔いにくいんだよ」とDr.。
私はなるほどと感心しました。肝臓で言えば、ドイツはビールの消費大国。先祖の人達もきっとビールを飲んでいたでしょう。そうなると、アルコールに強い遺伝子が子孫に受け継がれていくためお酒に強いのでしょう。
その点、私のご先祖様達は、アルコールには疎遠のため、私の体の遺伝子はアルコールに対して弱い遺伝子になっているのかもしれません。民族性の影響は大きいですね。