naranoasuka’s blog

総ての世界に通じる道理に関して追求するブログです

【座右の銘】

 去年友人と、恋路が浜から伊良湖岬灯台まで続く遊歩道を歩いていました。遊歩道には、糟谷磯丸という伊良湖出身の漁夫歌人の石碑の句がいくつもありました。

 恋路ヶ浜からは、三島由紀夫の『潮騒』の舞台になった神島(かみしま)まで見渡せます。

 私は素晴らしい景色と共に、歌が刻まれた石碑の句を読んでいました。

 ある一句の石碑の前で私は立ち止まったのです。

 その句に吸い込まれて行きました。

 その句は私の心と魂に語りかけてきました。

 一語一語くっきりはっきりと私の心に響いてきます。

 こんな素晴らしい句を詠む糟谷磯丸とはどういう生い立ちだったのでしょうか。

 ウィキペディアによると…

『日本の歌人.。「無筆の歌よみ」として知られる江戸時代後期の漁夫歌人である。現愛知県田原市伊良湖町の貧しい漁師の家の長男として生まれた。31歳で父を亡くし、母も長い間病気で、30歳を過ぎるまで読み書きができなかった。しかし、母の病気全快を願い、伊良湖神社に日参するうちに参詣人の詠む和歌の不思議な響きに魅せられ、35歳にして歌の道を志した。』とありました。

 私の好きな句の解説がありました。

 『こころから人は神にも佛にも
              なせばなる身をしらぬおろかさ』


☆意味(田原市博物館発行・歌碑解説より)
人は心がけ次第で神にも佛にもなれる。即心是佛というように、衆生はみなその心の中に佛を抱いているから、心がけが正しければ、その正しい心がそのまま佛なのである。
そのことを知らずに、いたずらに利欲にかられ、名誉に目が眩んで、神からも佛からも遠のいてゆく愚かさに気付くべきである。

 

 私の座右の銘にします。